智慧と医薬の神・少彦名命を祀る神社。712年に書かれた日本最古の歴史書『古事記』において、少彦名命は二荒山神社の主祭神・大己貴命の日本統治を助けた神であると記述されています。社の正確な創建時期は不明ですが、手水鉢石に「西暦1753年」と漢字が刻まれており、少なくとも250年程度の歴史を持つ建築であると考えられています。参拝者は社の手前に置かれている手水鉢石に置いて、参拝前に手を洗うのが習わしです。これは参拝者を清めるとともに、神道の神々への尊敬の念を表すために行われます。
↑