大国殿

1745年創建。日本では幸福を呼ぶ神として、広く信仰されている「大黒」が祀られています。日光二荒山神社では、「招き大国(Lucky Daikoku)」として有名です。

もともとは仏教の神であり七福神として知られる大黒天と、農業・商業・医療の神である大己貴命が同一のものとされています。大己貴命は、日本最古の歴史書『古事記』にも登場する神です。明治時代(1868年-1912年)まで、日本では仏教と神道が融合しており、日光二荒山神社でも大己貴命と大黒天の両方が祀られているのです。

建物内には参拝所のほか、大黒天の様々な図像が安置されています。

入り口の右側に立つ石像は、田道間守です。田道間守は大和時代(250年-719年)の伝説の存在であり、「魔法の果物」を日本に持ち帰るよう命じられたとされています。この像が右手に持つ橘の木は柑橘系の果物。彼は菓子の神としても信仰されています。