二荒山神社

二荒山神社は、782年に僧で修験者の勝道上人(735~817)が男体山の山頂にお祀りしたのが始まりとされている。「二荒」を音読みして「ニコウ」、これを「日光」の字をあててニッコウと読み、日光の地名の語源にもなっている。二荒山神社の境内は、中禅寺湖畔に中宮祠、男体山の山頂に奥宮が鎮座する。華厳の滝、いろは坂、日光連山等が含まれている日光国立公園など、日光には3,400ヘクタール以上の敷地がある。
本社境内には多くの御神木があり、良い縁が結ばれる縁結びの木、夫婦円満の夫婦杉、家庭円満の親子杉等がある。
神苑では、本殿に一番近いところで参拝ができ、健康で智恵がついて若返りの水である二荒霊泉があり、休憩所では霊泉で淹れた抹茶やコーヒー等が楽しめる。
二荒山神社の本社、別宮、神橋等国の重要文化財23棟の建造物が、1999年に東照宮、輪王寺とともに『日光の社寺』として世界遺産に登録された。